平成26年は、全国から講演依頼を受け、各都市での講演があり、また大切な会への出席が集中し、外来を多く休み患者さんやご家族の皆さんにご迷惑をおかけしました。
1月20日には最終便で東京から米子に帰るときに米子空港の上空にきて、着陸体制になってから吹雪で着陸できず、東京へ引き返しました。このときには翌日の一番の飛行機で帰って8時30分に米子空港に着き、9時から外来を行いました。
2月7日には大阪で講演を行いました。講演が終わり、同日電車で金沢に向かいました。金沢では私の後輩が金沢医科大学救急医学講座の教授就任祝賀会に出席するためでしたが、同時に今まで長い間行きたくても行く機会がなった金沢の兼六園に行けるので楽しみの旅でした。到着した日と翌日の祝賀会の前には兼六園に行き、思い切り写真を写しました。翌日には、時間の節約と、疲労を少なくするために小松空港から東京経由で米子に帰る予定でしたが東京が大雪のため多くの飛行機が欠航となり、やむを得ず飛行機から電車に変更して約7時間乗り継いで帰宅しました。
2月15日には東京で講演があり、最終便の
飛行機で帰り翌日の外来をする予定でしたが、
東日本が記録的な大雪のため東京では飛行機
が全便欠航となり羽田にあるホテルに泊まろ
うとしました。しかしすでに他の飛行機をキ
ャンセルや変更した人でホテルは満室でした。
そのため羽田から都内のホテルに移動し宿泊
しました。都内は米子の冬以上に雪が降り続
いていました。
翌日は一番の飛行機で帰る予定で、朝5時に
起床しホテルを出発しましたが、タクシーは
一台も走っておらず、まだ暗い雪の中を20分
ぐらい歩いて地下鉄、山手線、モノレールを乗り継いで再び羽田へ向かいました。しかし雪の影響があり飛行機が飛ばないということで、大急ぎで羽田から東京駅に向かい新幹線で6時間かけて米子に帰り、午後4時から2時間外来ができました。たった2時間の外来でしたが、患者さんを診察できることはとても嬉しいことでした。
3月も講演会、勉強会などでしばらくの間、外来を休むことがあり皆様方に大変ご迷惑をおかけしますことをお許しください。幸い、昨年4月から石部先生がおられるので、私の留守中は、外来をお願いできているので非常に助かっております。
やはり私にとって患者さん一人一人と信頼ある関係の中で診察できることが最高の喜びです。
これからも時折、学会や講演会などの出張で外来ができないこともありますが、患者さんお一人お一人のことを片時も忘れることはありませんことを皆様方にお伝えしたいと思います。
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