さ わ や か 真 誠 会

平成17年3月号
号外

〜院長から 患者さんへの手紙〜

4月より消化器常勤医師が勤務!

医療法人 真誠会
真誠会医院
院長 小田 貢

 真誠会医院で長い間待っていた消化器の専門医が4月に着任することになりました。鳥取大学医学部卒業、卒後14年の梅木健介先生です。消化器、特に内視鏡(一般的にいう胃カメラ、大腸カメラ)の専門医です。
 実際にどのような実力があるか皆様も興味のあるところだと思いますが、梅木先生の自己紹介にもありますように、胃内視鏡(胃カメラ)15000例、大腸内視鏡(大腸カメラ)6000例とすばらしい経験です。このような経験豊富である先生の胃カメラ、大腸カメラなら患者さんの苦しみはとても少ないものになると思います。わかりやすく言えば梅木先生は「胃カメラ名人」、「胃カメラの鉄人」と表現できるかもしれません。
 また真誠会医院では今まで消化器の検査は主に月曜日、水曜日、土曜日の3日間のみでしたので患者さんに大変ご迷惑をおかけしていました。
真誠会医院における内視鏡検査(カメラ)では、胃あるいは大腸にポリープ、早期癌を発見しても総合病院へ紹介し、再度紹介先の病院で検査や内視鏡による治療や手術を受ける必要がありました。
 しかし本年4月からはよほど進行した病態とか本院では手術が必要で困難な症例以外は真誠会医院で処置、治療ができるようになります。
 梅木先生は消化器、内視鏡の専門医ですが、もちろん内科一般の診察も行いますので、真誠会医院外来での待ち時間の短縮もできると思います。
 「やさしい胃カメラは真誠会で!」が4月からの流行語になると信じております。4月からの真誠会医院のパワーアップにご期待ください。

常勤医師として勤務いたします


消化器専門医師 
梅木 健介先生

 この度、4月1日より消化器科常勤医として着任します。院長先生の“大規模診療所計画”に微力ながら協力させて頂きたいと思い、済生会江津総合病院を離れ真誠会に移動することを決意しました。以後よろしくお願いします。
 私は、消化器科の中でも内視鏡検査及び内視鏡治療を専門としています。医師となりこの14年間に、上部消化管内視鏡検査(GIF)約15000例、下部消化管内視鏡検査(CF)約6000例、内視鏡的胆管膵管造影(ERCP)約1500例、福祉施設でお馴染みの胃瘻については約300例の造設経験があります。胃瘻については造設を初め、チューブ交換、管理上のトラブルなど何でもお任せ下さい。内視鏡機器も年々進歩し、現在は高画質なハイビジョン対応のシステムを使用し、内視鏡治療が出来る段階での小さな癌をたくさん見つけ出すことが出来ます。更に内視鏡で治療してあげれば、患者さんは開腹手術を受ける必要もなく、術後の合併症で悩まされる事もないので大変喜ばれます。CFについても、昔は“痛くてつらくて長い検査”というイメージがあったと思いますが、スコープの堅さを自在に調節する事ができるようにもなり、ほとんどの症例で苦痛なく短時間に挿入することが出来ます。最近ではCFだけでは物足りないのかGIFも同じ日に希望される方が多く、かえって検査が忙しくなり困っています。
 ここ真誠会でも最新のシステムを導入する予定ですので、患者様の絶対なる“信頼”を得ることはもちろんのこと、“安心”して“気軽”に受診できる消化器科を目指して精一杯頑張りたいと思います。
 当方本気です!!

バックナンバー

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平成24年2-4月号(Vol.124) 日野原先生 小田貢 師弟桜

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平成23年8-9月号(Vol.120) 高齢者「生活支援隊」誕生
平成23年6-7月号(Vol.119) 検診対象者全員が胃がん検診を
平成23年5月号(Vol.118)がんばろう東北!
平成23年4月号(Vol.117)生きていることへの感謝
平成23年1-3合併号(Vol.116)自然の力に見せ付けされて
平成22年11-12合併号(Vol.115)あの日のときめきをもう一度
平成22年9-10合併号(Vol.114)胃カメラ小僧、カメラ小僧、そして自転車小僧
平成22年7-8合併号(vol.113)お盆と花火
平成22年5-6合併号(vol.112)愛情で咲かせる桜とバラ、そして人
平成22年3-4合併号(vol.111)桜にときめき、桜に戻す
平成22年2月号(vol.110)人生のバラを咲かせましょう

平成21年12月-平成22年1月合併号(vol.109)新たな決意で
平成21年11月号(vol.108)秋の楽しみ
平成21年9-10月号(vol.107) カメラ小僧から胃カメラ小僧に −65歳の挑戦−
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平成21年7月号(vol.105)65歳の馬鹿力!!そして総合医を目指して
平成21年6月号(vol.104)イングリッシュガーデン”ターシャ”開園
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平成21年3月号(vol.101)患者の皆様にご理解を
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平成21年1月号(vol.99)65歳を目前にして

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平成20年7・8月号(vol.94)夏太りではなくメタボ解消の夏に
平成20年6月号(vol.93)何でも「品格」時代
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平成20年1月号(vol.88)メタボ元年

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平成17年3月号号外 4月より消化器常勤医師が勤務
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平成16年12月号(vol.64)今年を振り返って
平成16年9-11号(vol.63)私のダイエット
平成16年8月増刊号 愛・希望そして夢
平成16年8月号(vol.62)真誠会が更に夢の空間に変化
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平成15年11・12月号(vol.58)健康痩身しませんか
平成15年10月号(vol.57)元気で現役80才私の生き方努力
平成15年8・9月号(vol.56)秋の訪れ
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平成15年5月号(vol.53)動物カメラマンの目線
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平成14年9・10月合併号(vol.48)花の命は、、、
平成14年7・8月合併号(vol.47)猿が退化した姿が人間?
平成14年6月号(vol.46)花とエンジェルのテーマパークその3
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平成13年12月号(vol.41)魂が踊る
平成13年10・11月号(vol.40)同窓会で見る自分史
平成13年9月号(vol.39)神の子モーツアルト
平成13年8月号(vol.38)私の人生最高の友「S君」
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平成13年6月号(vol.36)21世紀の真誠会ロビー改革
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平成13年3月号(vol.33)父の想い出
平成13年2月号(vol.32)私のボランティア活動
平成13年1月号(vol.31)しなやかに強く


平成12年12月号(vol.30)優しさレベルの分類
平成12年11月号(vol.29)カウントダウン20世紀
平成12年10月号(vol.28)堀江先生の爽やか電話
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平成12年1月号(vol.21)新年のご挨拶


平成11年12月号(vol.20)新しい町弓浜ホスピタウン
平成11年11月号(vol.19)写真と医療における芸術
平成11年10月号(vol.18)永遠のテーマを残す
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平成11年8月号(vol.16)素晴らしきかな劣等感
平成11年7月号(vol.15)私は聴診器を持った指揮者
平成11年6月号(vol.14)聴診器と私
平成11年5月号(vol.13)大樹は古老か哲学者(木についてその2))
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平成11年3月号(vol.11)私は鯉のおいしゃさん
平成11年2月号(vol.10)寒稽古の想い出
平成11年1月号(vol.9)ウィンターセレブレーション(冬の祝福)

平成10年12月号(vol.8)山陰一のクリスマス・イルミネーションを夢見て)
平成10年11月号(vol.7)仕事と育児の両立
平成10年9.10月合併号(vol.6)ホスピタウン開設10周年を迎えて
平成10年8月号(vol.5)マウンテンバイクに乗って自然に帰る
平成10年7月号(vol.4)日野原重明先生との運命的出会い
平成10年6月号(vol.3)我に七難八苦を与え給え

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