私の桜好きは皆様にもよく知られているとおもいますが、その桜好きの私でも、桜にある程度気を使って肥料をやったり消毒をしてきましたが、今年の冬に本格的に造園業者の方に桜の寒肥をお願いしました。
その寒肥の効果は今年の開花の時期には間に合いませんでしたが、若葉が出るころになると、その効果が目に見えるようになりました。5月中旬を過ぎるころには葉の色が本当に青々として色艶も良く、そして葉っぱもぽってりと大きいのです。もちろん葉っぱ全体の量も昨年の50%増しぐらいの増え方です。木は葉っぱで光合成をして自分の栄養を作るのですから元気の良い葉っぱが茂ることが木の成長となり来年の花のつき方に影響するのです。
院長室前に植えてある比較的老木の桜の木でさえ、私の愛情に新緑で報いてくれているのです。来年の春がとても楽しみです。
弓浜ホスピタウン、富益在宅福祉センター真誠会、青松庵の周囲の桜はとても大きくなり、昨年、真誠会では童謡の里と健診センターの裏にバラ園「ターシャの庭」をつくりました。昨年は最初の年でしたのでバラの咲き方も少なかったのですが今年は沢山のバラが咲いています。
また、今年開設したばかりのローズガーデン(富士見町)の花壇にも
沢山のバラが植えられて現在すくすくと育っております。ターシャの庭
には沢山の利用者の皆さんが散歩で訪れられますし、ローズガーデンの
バラは施設の利用者の方だけでなく、通りがかりの方が綺麗なバラを見
ながら、「バラのいい香りがしますね」と声をかけてくださいます。
花の女王、バラの花を咲かせるためには本当に細かい手入れ、肥料、
そして二週間に一回ぐらいの消毒をしないといけないほど手間(愛情)
が必要な花で、さすが花の女王といわれるだけの“わがままさ”を持って
おります。
美しい桜の花を咲かせること、美しいバラの花を咲かせるためにはそれ相応の手間、愛情が必要であり、その花は私たちの愛情に確実に応えてくれます。
真誠会セントラルクリニック前のパンジーも、どこの花屋さんにも負けないほどの大輪のパンジーが咲き誇っております。これも真誠会のスタッフの一人が休みの日にも出てきて一つ一つ丁寧に管理してくれているから見事に咲いているのです。決してもともとこのような大輪の花がつくパンジーではないのです。
人にも沢山の愛を、花にも沢山の愛を注ぎましょう、そうすれば人も、花も愛情に応えてくれることでしょう。
しかし人を咲かせることはバラの大輪を咲かせることより一段と難しいようです。
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