10月17日和田町にグループホーム「椿庵・桜庵」が竣工し、10月24日には開所式を行いました。
この椿庵・桜庵の宝は、玄関に、現在修復中である東本願寺阿弥陀堂の瓦(約120年前のもの)をつかって門札を作りました。門札の文字は、日展に何度も入賞され実績のある森田尾山先生に書いていただいたものです。また椿庵・桜庵のそれぞれの玄関と、部屋の小上がりには日本の柱に模して阿弥陀堂の瓦が立っており、建物の土台部分にも瓦が貼り付けてあります。
すなわちグループホーム椿庵・桜庵の建物として一番大切な土台と柱に東本願寺阿弥陀堂のありがたい御守りの魂が宿っているのです。
またこれと同じ瓦は、約2ヶ月前に建てられた、同じ敷地の複合型サービス「ふる里」の土台と、門札にも使われております。この敷地一体の建物は東本願寺の魂が宿っているイメージです。
建築的にもこれだけ沢山の東本願寺の瓦を、しかもこのような形で使ったものは全国的にも珍しいと思います。これからもこの東本願寺の瓦は私たちや、入所者の皆様、地域の皆様の心の支えとなると思います。
竣工式の時には一枚の大きな瓦に、野坂米子市長をはじめ、来賓の方々、真誠会理事、評議員の方々に名前を揮毫いただき、この瓦を末永く椿庵・桜庵に保存することになりました。
この場所は来年早々にもさらに整備して、ミニ広場として、地域の皆様が集える場所にしたいと思っております。
夜景も綺麗ですので和田の新名所になると思います。
多くの皆様方にも見ていただければ幸いです。

グループホーム「椿庵・桜庵」
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複合サービス ふる里 |
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