今年は約12年ぶりに大七夕を飾りました。しかも千枚七夕です。
実は1200から1300枚あるのですが、口調が良いので千枚七夕と名前をつけました。
さてこの大七夕の由来は、25年前の真誠会医院(現:真誠会セントラルクリニック)の開業時から行なっていたものです。
毎年7月になると近所の上田さんにお願いして孟宗竹を切ってかえり、当時から真誠会の吹き抜けの天井まで届くような七夕飾りをしていました。
しかしながら、平成12年ごろ真誠会セントラルクリニックをエンジェルなど西洋の装飾品で統一したので、七夕飾りとなじまないと思い中断しました。
本年、真誠会開設25周年でもあり、大七夕飾りの再開を企画したのですが、同じするなら、東日本大震災からの復興や、被災者の皆さんの幸せを祈った短冊を書くことにしました。そして規定として1枚は自分の願い事、あるいは家族の幸せを祈る短冊を、そして他の2枚は震災の復興と、被災者の方々の幸せを祈る短冊を、約450人の従業員に募って出来たのが今回の千枚七夕です。
もちろん七夕の竹の大きさも多分米子でも一番大きいでしょうし、また一つの七夕についている短冊の数でも米子で一番数が多いのではないかと思っています。
実際に飾ってみると、真誠会の西洋的な建築、インテリアとまったく違和感なく感じられ、さすがに千枚以上の短冊は迫力のある美しさです。またとても七夕らしい季節感と、子どものころの七夕を思い出させて
くれるものです。
今年これだけの成功を収めたので、来年
からまた最低限10年間、真誠会の開業35
周年まで、そして私が80歳になるまで続
けたいと思います。来年はもっと多くの
患者さんにもご協力をいただき、1500枚
ぐらいの短冊で飾りたいと思っておりま
す。
福島県をはじめとする東北地方の復興と、
被災者の皆さまの幸せを心からお祈りし
たいと思います。
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