さ わ や か 真 誠 会

平成13年1月号
NO.31

〜院長から 患者さんへの手紙〜

  しなやかに強く

医療法人 真誠会
 真誠会医院
 院長 小田 貢

matutake.gif (13576 バイト) 


 本年2001年は、21世紀の始まりです。
私の人生は医師になってから、そして昭和63年9月に開業してから、一言でいえば決死の覚悟で全力投球、全力疾走をしてきたように思います。
ここ最近は仕事に追われ、日夜病院に泊り込んで仕事をしていると季節感もなくなり、久しぶりに外へ出ると、いつのまにか冬がきていたり、春がきていたりという感じを受けることはいつもの事です。また開業して13年が経ち気が付いてみると、開業当初の19ベッドの診療所で始め、いつ廃業しても社会的責任が少ない状態から、現在では医療法人、社会福祉法人の責任者となり真誠会全体が社会的にも非常に責任が重い立場になってきました。
私自身、これからも精神的には今まで以上にベストを尽くして行きたいと思います。そのためには、2001年からは少しゆとりをもって全力疾走から、ジョギング程度に速度をゆるめ、少し周りの風景でも眺めながら走ってみたいと思っております。そしてたまには眺めの良い場所で休憩し休んでもみようかと思います。
それは目標に向かって全力疾走するスタイルとは異なりますが、ゆっくり、楽しみながら、おいしい空気を胸いっぱい吸い込んで走る方法であり、いわゆるエネルギーの省エネであり、走りながら充電するエコカーのような走り方です。
そしてそれは今までの人生を「剛」とするなら、これからの人生を「柔」、すなわち、今はやりの(注)「しなやか」な生き方をしていきたいと考えています。
しなやかな中にも更なる強さを求める『しなやかに強く』が私の21世紀最初である四半世紀の生き方です。

(注):長野県 田中康夫知事「しなやかな長野県政」

バックナンバー

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平成13年1月号(vol.31)しなやかに強く


平成12年12月号(vol.30)優しさレベルの分類
平成12年11月号(vol.29)カウントダウン20世紀
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平成12年6.7.8月合併号(vol.26)ベン・ケーシーに憧れて
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平成12年3月号(vol.23)写真撮影裏話
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平成11年12月号(vol.20)新しい町弓浜ホスピタウン
平成11年11月号(vol.19)写真と医療における芸術
平成11年10月号(vol.18)永遠のテーマを残す
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平成11年5月号(vol.13)大樹は古老か哲学者(木についてその2))
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