今年も胃がん検診の時期になりました。
7月1日から胃がん検診を始めますが、すでに予約を受け付けております。
例年、7月、8月は出足が遅く、9月、10月、11月は予約が殺到し、ご希望の日に検査ができないことがあります。
つきましては、7月、8月の早期になるべく多くの皆さんに胃がん検診を受けていただきますようお願い申し上げます。
さて先般ご紹介した、鼻から入れる胃カメラ(経鼻内視鏡検査、別名:鼻カメラ)を始めました。鼻から入れるファイバースコープの太さは胃カメラの半分以下の細さです。鼻からの内視鏡検査を行う際は、鼻腔内に麻酔剤を塗布するため鼻の痛みもほとんどなく、鼻からカメラを入れていきます。
現在、既に100例ぐらい行いましたが、殆どの患者さんから、「今までの胃カメラより楽だった」との感想をいただいております。
ちなみに、この鼻カメラは口からでも入れることができます。口からの胃カメラをご希望の方にも、鼻カメラをご希望の方にも、なるべく多くの皆さんに鼻カメラを使用したいと思います。
大切なことは、毎年一回は胃がん検診を受けることです。そうすれば、たとえ胃がんが見つかっても早期のものでほぼ100%の治癒が期待できます。
しかしながら、胃がん検診を一年飛ばした場合には、二年間の間に進行がんになって治癒率が低下してしまいます。 現在、医療は日進月歩ですが、まだまだ癌には勝てません。がんに勝つ唯一の方法は早期発見です。
ですから毎年の胃がん検診と、肺がん検診、前立腺がんの検診、女性の方は乳がん、子宮がん検診を受けてください。
|
 |
7月、8月の予約を受け付けております。
|