平成25年元旦、私は京都にいました。実は12月30日急に京都で新年を迎えたくなり、12月31日早朝に電車で京都に行きました。
元日の朝、京都新聞を読んでいたら、東本願寺(京都市下京区)の阿弥陀(あみだ)堂が約120年ぶりに、瓦がふき替えのために全て下ろされ、約10万8千枚の瓦の処理に困っているという記事が載っていたのです。
私は東本願寺の瓦ならありがたみがあるから欲しいとは思いましたが、その後仕事が忙しくて半分忘れておりました。
ちなみに元旦には金閣寺と平安神宮、平野神社などでお参りし、写真を写して、その日の夜には米子に帰ってきました。
それから多忙の日々が続いておりましたが、1月20日仕事が一段落したときに東本願寺の瓦のことを思い出し、東本願寺にお願いしたところ「分けてあげます」と返事をいただきました。
そこで真誠会は4tトラック二台を仕立てて東本願寺に行き、瓦約250枚をいただいてきました。瓦といっても東本願寺の瓦は一般の瓦の大きさの4倍近い大きさと重さがあります。
さて、この瓦の使い道は今年3月末に和田町の小規模多機能センターふる里を増築して複合施設になるのですが、その増築部分の壁に使う予定になっております。
この東本願寺の瓦はもちろん1895年(明治28年)の再建以来120年の歴史と、東本願寺阿弥陀堂の瓦であったという霊験あらたかなものなので、和田町の新しい施設の話題になると思います。
皆様方にもご期待いただき、複合施設が出来たら見学に来ていただきたいと思います。
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東本願寺
(正式名称 真宗本廟)
阿弥陀堂 |
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