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       ホスピタウン便り
           VOL68 (平成25年10月)

日野原重明先生から御祝いの言葉

ホスピタウン便りvol68

 

 このたび、医療法人真誠会が創立25 周年を迎えられるにあたって、ここにお慶びのメッセージを贈りたいと思います。
 医療法人真誠会を創設した小田貢博士は、開業当初より私の訳書「 平静の心」(注: 私の師であるウィリアム・オスラー博士著)をバイブルとして、ウィリアム・オスラー博士の医のアートを実践すべく努力してこられました。
 そして開業8年目に私との出会いのチャンスがあり、小田博士の真摯な態度、そして情熱に共鳴し、平成10 年に医療法人真誠会の名誉理事長を引き受けたわけであります。保健と医療と福祉とが一つのシステムとして、また、一医療法人の企画としてよりも住民に支えられたコミュニティーの事業としての構想、すなわちホスピタウン作りは25年前には非常に先進的なものでありましたが、医療福祉の制度が混沌とする現在、むしろ以前にも増して重要なビジョンであると感じております。
 そして小田博士は、ひたむきな努力で理想的な医療福祉のまちづくりに身を投げ出し次々に夢を実現し、現在に至っております。
 小田博士は、種々医療職に真誠会の向かうべき方向を明瞭に示し、その先頭に立った行動力には絶大なものがあります。

 このような事業を次々に実現できた背景には、博士がウィリアム・オスラー博士により具現された病む人を愛し、子どもや老人をいたわる医のアートを、同士と共に地域の中に実現し、また私が15年前に真誠会での講演でお話しした3V(vision,venture,victory)を実践されてこられたからに他ならないと確信しております。
 今回、第4のホスピタウンとなる米子中央ホスピタウンを作りあげられましたが、これからも大きなビジョンを持ち続け、ヒューマニティーに富んだ医のサイエンスをオスラー精神をもって米子、鳥取県、そして全国に向かって伝道し、そしてこの理念を次世代にバトンタッチすることが小田博士のミッションだと信じ、そして次の3V に向かって邁進されますことを心より御祈り申し上げます。
 以上のメッセージを今日贈ることが出来たことを、私はこの上なくうれしく思います。

          ホスピタウン代表 医療法人真誠会 理事長  小田 貢

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