hspmark.gif (3617 バイト)

ホスピタウン便り

VOL11 (平成5年1月)

壮大な初夢

真誠会医院 院長 小田 貢

新年あけましておめでとうございます。

平成4年はホスピタウンが組織的に地域医療に取り組んできた実績が少しずつ評価された年でした。その一つとして5月には日本海新聞において主にホスピタウン合同の強力な在宅医療体制の特集紹介であり、また今年の有終の美としてNHKにより私たちのチーム医療、地域医療に対する取り組みの紹介でした(この番組は1月26日のモーニングワイドで再放送されます)。またホスピタウンが誕生以来、ホスピタウンでは殆ど毎年のように何かの医療施設の建設の槌音が絶えたことはありませんでしたが平成4年もその例外でなく中下皮膚科、泌尿器科医院が誕生しました。これによりホスピタウンでの診療科目が二科目増えたわけで、以前からの私たちの目標である、より総合的医療体制が着々と整備されてきました。

もともとホスピタウンの誕生は総合的医療福祉の町、できれば現代のゆーとぴあの創世が目的でしたから、今回の中下医院の誕生もホスピタウンの成長の過程の一つであり最終目的ではありません。ホスピタウンの最終目的ば子どもからお年寄りまで、心、体の病気を癒しながらお互いに幸せを感じるゆーとぴあのような町、ゾーンを作ることです。ですから次の目標はお年寄りのリハビリ、家庭復帰を目的とした老人保健施設の建設です。この施設の建設に関して河崎校区、加茂校区をはじめとして合計8校区(実に米子市の全校区の約1/3)の自治会等の皆様がたのご賛同をいただきました。ホスピタウンとしても皆様がたの夢の実現、そしてそれは本来ホスピタウンの目標ですので平成5年は老人保健施設の建設実現を第一目標にして進みたいと思います。もしその平成5年の初夢が実現してもそれもホスピタウンの目標が達成されたわけではありません。ホスピタウンには沢山の大きい夢があります。それが初夢として毎年一つ一つ実現してゆけば平成10年には全国でも屈指の医療と福祉の町ホスピタウンが出来ると思います。夢を持ちましょう夢を、夢を持たなければ夢の実現はないのですから。夢が夢を呼びそれが巨大な夢の渦となり人々をその夢の渦に巻きこんでゆくのです。これは壮大な初夢なのです。

ホスピタウン便りへ戻る

Homeへ戻る