トップページ > 法人案内 > ホスピタウン便り > ホスピタウン便り VOL76 (平成28年4月)

ホスピタウン便り VOL76 (平成28年4月)

一に教育、二に教育・・・・・・
ホスピタウン便りVOL.76
ホスピタウン便りVOL.76
ホスピタウン便り VOL76 [pdf:7MB]
平成28 年4月1日に入社式を行い、約30人の新入職員が入ってきました。
最近は人手不足、特に介護部門の職員が不足しているという時代です
が、真誠会では仕事をしたいといって応募してくる人も多くなり、定員の欠員と
いう事業所は一つもありません。
このように人材の応募が多い理由の一つには真誠会での教育システムの良さが
ある程度世間から評価をしていただいたのではないかと思います。
新入職員には一週間の研修がありますが、その後も継続的に集合教育、
分散教育、座学、臨床実習と多彩なプログラムが組んであります。
また、認知症教育には鳥取大学医学部保健学科 教授 浦上克哉先生による
教育講演が毎年3回のシリーズで行われています。定期的にインターネットを
使ったWeb 講演の研修会も行っています。
これらはほとんど臨床現場での知識、技術を習得するものですが、難しいのは
人間としてのレベルを上げる教育です。
勿論真誠会での人間教育としては、真誠会の名誉理事長である聖路加国際
メディカルセンター名誉理事長:日野原重明先生の理念が中心です。
日野原先生の理念は“人間愛”に始まり“人間愛”に終わるものです。
そしてそれは勿論真誠会理念の“人には愛を、自分には謙虚さを” “感動ある
医療福祉”にも現れております。医療介護の知識技術を教えることの難しさも
さることながら、現代の若い青年に人間愛を教え、それを実践できるようになる
には非常に手間がかかります。
真誠会へ入ったからにはその人が社会で、「さすが真誠会のスタッフは違うな」、
とか、「さすが日野原先生の理念を勉強しているスタッフだ」と評価してもらえる
レベルまで教育するためには一に教育、二に教育、三に教育、四、五がなくて
六に教育と、徹底して教育を反復して行う必要があります。
良く言われることは、“練習は嘘を言わない”という言葉がありますが、“勉強も
嘘を言わない”と思います。このような努力が実って、3年前から介護プロフェッ
ショナルキャリア段位制度におけるアッセッサー数とレベル認定者数において、
真誠会は鳥取県でも圧倒的に高い合格率で全国でも高く評価されております。
これからも一に教育、二に教育……を徹底し、職員教育なら真誠会と言われる
ようになるまで徹底したいと思います。そして今年入った30 人の新人職員が
一日も早く成長し、次の世代へ教育の伝統をつないでいってほしいと願っています。