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ホスピタウン便り

VOL17 (平成9年4月)

真誠会アネックス着工、7月竣工
 透析センター・老人デイケアセンター開設予定

 透析センター:OASIS、真誠会医院デイケアセンターを収容する予定の裏誠会アネックスの建築が始まり現在では基礎部分がほぼ完成し、4月15日の棟上式、7月の竣工を待つことになった。
 透析センターは225.98平方メートルで、透析ベッド20ベッド収容可能なもので、間接照明を基調としたソフトな感じであり、長い闘病生活における精神的緊張を和らげ、心をリフレッシュ出来る雰囲気を期待している。
 デイケアセンターは110平方メートルで、円形でソフトな感じの空間で、壁は木で上は漆喰で和風の落ち着きのある空間を提供することが目的である。
このセンターの愛称は現在「リハビリドーム」との愛称が考えられている。
 リハビリドームにおけるリハビリは一般的な整形外科的リハビリ、脳血管障害後遺症に対するリハビリのみではなく糖尿病患者の運動療法、肥満者の運動療法なども計画されている。
 またこのリハビリドームは多目的な使用が考えられ、各種勉強会、講習会、クラブ活動などの目的で、出来れば地元にも開放する予定である。
 なお現在、すでに同じ目的にてゆうとぴあ広場は浜田寿峰女史の中国画教室に毎週開放されています。
(参加ご希望の方は、ゆうとぴあ情報センター:24−5666)
 将来的には医療法人真誠会として各種文化教室、児童の教育目的の催物も考慮しており、ホスピタウン誕生の際の理念の一つである、文化を発進することを実現する日が近づいたと思われる。



日野原重明先生との再会
そして米子訪問
日野原先生プロフィール
● 聖路加国際病院名誉院長
● (財)ライフプランニングセンター理事長
予防医学センター、ウエルネス施設、大学、協会、高齢者施設、ホテル、スポーツプラザを備えた全人的、統括的にデザインした「ライフ・サイエンスセンター」として新病院を完成する。

真誠会医院 院長 小田 貢
 平成8年11月16日の晴れた日、聖路加国際病院に日野原先生をお訪ねしました。
 聖路加国際病院をある程度想像しておりましたが、想像以上に病院の環境が優しく作ってあり、広さ、色調、照明、絵画、植木、庭、採光などいろいろ各部分の隅々まで配慮が行き届いていることに感心するとともに、全体的に日野原先生の理念、長年の夢、ロマンが具現化されたものであると強く印象づけられました。
 日野原先生は超御多忙の中を自ら先頭に立って広いキャンパスの中を案内して下さいました。そしてこれだけの大事業を完成させ、その上すでに次の大事業計画を実行し、また50年先の病院の建て替えまでを熱っぽくお話になる先生の心に永遠の青年の夢を感じました。
 私は聖路加国際病院にも勿論感心しましたが、先生の青年の様な夢、熱意、実行力に改めて感服し、その姿勢を私も学ばさせて項きたいと思いました。事業の大小(聖路加国際病院と真誠会医院)の比較のしようもございませんが、生きる姿勢、理念に関しては私のようなものでも、少しでも先生の後を一歩、一歩ついて歩いて行きたいと思いました。
そして案内される日野原先生の後をついて歩いたのですがそのスピードの速さは30才も年下の私が思わず先生を見失うのではと心配するほどのスピードであり、その後ろ姿はまさに大志を抱き続ける青年でした。
 そういう意味で今回、聖路加国際病院で先生にお会いして頂いたことは私の今後に対して最大の勇気を与えて頂いたと思いました。
 お昼にはゲストハウスで先生のお知り合いの他の大学のそうそうたる先生方とお食事を項いたあと、先生と記念写真を撮らせて項きました。
 また帰り際に、平成9年の秋頃ホスピタウンに来ていただくことに基本的なご了解を頂きました。
 本年に入り日野原先生には正式に文書でご招待の気持ちをお伝えしました。
 多分10〜11月になると思いますが、日野原先生のような立派な方に来て頂いてどのような形の会をしたらよいのか、今から、期待と不安の毎日となりそうです。
 真誠会医院の看護婦さん以外でも日野原先生のお話をお聞きになりたい方、またそのような企画に参加ご希望のかたは真誠会医院:小田までご連絡下さい。

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